こんにちは、アトリエコトン・ぱくです。
ウィリアムモリスファブリックで、お洋服を作るのが、至福の時♪
私の尊敬するウィリアム=モリスさんは、19世紀のイギリスのお方です。
そんなモリスと私・・・どこでどう、つながったの?
まずは、モリスの功績を、ザックリとですが、ご紹介しますね!
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彼が生きていた19世紀のイギリスでは、「産業革命」によって、工業化が進み、便利さや、大量生産がもてはやされていました。
その一方、かつてのような、熟練した職人による、繊細な美術や工芸が、失われつつありました。
大量生産による粗悪な品物、労働に喜びを見いだせない人々・・・
幼少期に、美しい自然や芸術と親しんで育った彼は、そんな世の中を憂いました。
同じ精神を持つ仲間とともに、「モリス商会」(Morris & Co.)を設立。
自然や植物をモチーフとした、美しい壁紙やステンドグラス、本の装丁などを作り出していきました。
「美しいと思えないものを、家の中においてはならない。」と語ったモリス。
自身の住む家にも、かなりのこだわりを発揮していたようです。(妻がノイローゼになってしまうほどだったとか・・・!)
この精神は、生活のなかにこそ、芸術を!という「アーツ・アンド・クラフツ運動」に発展し、イギリスのみならず、世界中に影響を与えました。
その美しいデザインは、21世紀、令和の時代のここ日本でも、多くのファンを魅了してやみません。
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モリスのデザインは、東洋の芸術に、大きく影響を受けたと言われています。
どおりで、私たちにも、とっても魅力的に映るのですね!
話は少し変わりますが・・・
私は若いころ、神戸の街が好きで、よく訪れていました。
(震災前の神戸は、今より活気があったように思います。)
異人館にある、モリスデザインの壁紙やカーテン。
当時の私はモリスのことなんて知らずに、ただ「素敵やわぁ・・・」と見とれていました。
自分で買えたのは、モリスデザインの、ポストカード。
少しずつ使いながら、30年後の今でも、大事に、持っています。(端っこが、変色してしまいました^^)
そんなモリスとの出会いの、その後・・・